美肌の条件のひとつに、陶器のようにつるつるな毛穴レスの肌があげられます。
毛穴の大きさや間隔は生まれ持った性質が関係していますが、加齢や日頃のお手入れ不足により毛穴がたるんでしまうことで、より目立ちやすくなってしまうのです。
今回は、毛穴のたるみを防止するために効果的な方法を肌悩み相談室編集部よりご紹介します。
毛穴が開いていると、ベースメイクののりが悪くなったり、化粧崩れが起きやすくなったりします。
開いた毛穴をよく観察してみてください、楕円形状に伸びているという方はいませんか?
これが毛穴のたるみです。引き伸ばされた毛穴が隣の毛穴とつながっているように見えたり、毛穴が拡大しているように見えたりすることでより目立ちやすくなってしまった状態です。
では、一体なぜ毛穴はたるんでしまうのでしょうか。
それには、肌の水分量や皮膚のハリを支えるコラーゲン、エラスチンといった成分が加齢とともに減少することが関係しています。
セラミドやヒアルロン酸などをスキンケアに取り入れる、ハリをケアする美容液でのお手入れや、コラーゲンの生成に必要なビタミンCを多く含む食品をとるなどを心がけることが大切です。
毛穴の開きやたるみの原因のひとつに、皮脂汚れやメイク汚れの落とし残しがあります。
皮脂やメイク用品に含まれる油分は、古くなることで酸化して固まり、毛穴を押し広げてしまいます。酸化した汚れと雑菌が混ざることで皮膚が炎症を起こし、ニキビトラブルの原因となることも。
毛穴のたるみや肌トラブルを起こさないためには、洗顔方法を見直すことが大切です。
クレンジング料は、メイクが肌を強くこすらずに落とせるかと肌に刺激がないかをチェックして選択しましょう。メイクを落とした後は、皮脂汚れを落とすためにしっかりと泡立てた洗顔料で顔を洗ってあげてください。
乾燥が気になる場合は、二度洗いが不要なクレンジングを利用したり、洗顔で落とせるベースメイクに切り替えたりすることで肌の負担を減らすことができますよ。
充分に汚れを落とした後は、しっかりと保湿を行うことが大切です。肌質に合った化粧水や美容クリームを使い、しっかりと保湿を行いましょう。
肌が乾燥しがちな人は皮膚のハリを保つ力が弱いため、毛穴のたるみを引き起こしやすいと言えます。肌の状態を見て、時々コットンパックを行うと効果的です。普段使用している化粧水をコットンにたっぷりと含ませ、乾燥しがちな部分の肌を覆うだけなので簡単に行えますよ。コットンが乾燥しない3分程度を目安にパックしましょう。
皮脂量が多く毛穴がべたつきやすい人は、皮脂を抑える成分やパウダーが配合された収れん化粧水を使用するのがオススメです。
毛穴を引き締めるために大切なのは、その日の肌の状態をよく見極めることです。
肌の状態に合わせたスキンケアやビタミンの多い食生活で、たるみ毛穴の改善に努めましょう。
(肌悩み相談室編集部)