毎日丁寧にスキンケアをしていても、いつの間にかできてしまう「ニキビ」。
ニキビができていると、せっかくのお出かけも楽しむことができなくなってしまいますよね。
また、ニキビの悪化が気になってスキンケアですらためらってしまうくらいです。
そこで今回は、ニキビができてしまったときのスキンケアやメイクのポイントを肌悩み相談室編集部よりご紹介いたします。
ニキビができてしまったら、まずは炎症を抑えることが大切です。
炎症を抑えるために自分で行える方法としては、抗炎症作用のあるスキンケア用品を使用すること。
オススメの成分は「甘草(グリチルリチン酸ジカリウム)」。高い抗炎症作用と抗アレルギー作用がありながら、敏感肌の方でも安心という優れものです。
油分が原因でニキビができてしまったのだから、保湿は必要ないのでは? と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
実は大人のニキビ肌は、保水機能が低下して肌が乾燥しやすくなっているのです。そこで保湿を怠ってしまえば、水分を補おうとしてさらに油分が分泌されるという悪循環に陥ってしまいます。
ニキビ予防の洗顔料などで、丁寧に洗顔をしたあとは、普段通り化粧水でしっかりと水分を補給してあげましょう。
その上から水分を逃がさないようにフタをするのですが、乳液やクリームに油分が含まれていると、毛穴をつまらせることもあります。
「オイルフリー」「ノンコメド」と表記された商品を使うのがベターです。化粧水も同様に、油分が多いものには気をつけるとよいでしょう。
ニキビの上からメイクをすると、悪化させてしまいそうで心配ですよね。
しかし、ニキビができたからといってすっぴんのまま外出するわけにはいきません。
コンシーラーやリキッドファンデーションは毛穴を塞いでしまうため、ニキビに負担をかけてしまいます。一方、パウダータイプのファンデーションなら、毛穴をふさぎにくいため負担を軽くすることができます。
ニキビ予防の効果のあるフェイスパウダーや、パウダータイプのミネラルファンデーションなどがおすすめです。
ニキビの部分にのみ、指にファンデーションをとってトントンと優しく重ねてあげることで、ニキビを目立たなくすることができますよ。
アイメイクやリップメイクなどのポイントメイクに力を入れ、ニキビから視線を反らすのも一つのテクニックです。
いかがでしたか?
ニキビができたときのスキンケアやメイクのポイントをご紹介いたしました。
ニキビができてしまった際は極力肌に負担をかけないことが理想です。なるべくメイクは薄めに済ませ、たっぷりの水分で肌の水分量を正常に戻してあげましょう。
(肌悩み相談室編集部)