少しずつ暖かい陽気の日も増え始め、春が近づいてきています。
冬の終わりから春にかけての肌は、1年の中で最もくすみが目立つ季節です。
春らしいパステルカラーのアイメイクが映えるように、くすみは解消しておきたいですよね。
一体なぜ春の肌はくすんでしまうのか?
その理由と対策を肌悩み相談室編集部よりお話します。
春の肌は、冬に受けた乾燥のダメージや環境の変化といったストレスによって肌のターンオーバーが乱れ、角質肥厚が進行しています。
角質肥厚とは、古い角質が上手く剥がれ落ちずに何重にも重なってしまっている状態です。
それに加えて朝と夜の寒暖差で血流が滞り、血色も悪くなりがちです。
ごわごわと古い角質が重なり、その奥の血流まで滞っているのですから、当然お肌がキレイに見える訳がありません。
また、花粉症の方はつい目をこすってしまうかと思いますがこれもNG。
摩擦も目元のくすみの原因になる可能性があります。
春が本格的にやってくる前に、今から対策をしてくすみのない明るいお肌で春を迎えてみませんか。
目元のくすみが気になっている方は、以下の3つを日頃から心がけてみてください。
入浴をシャワーだけで済ませてしまわずに、湯船にゆっくりと浸かることで体を内側から温めて代謝を上げ、血行を整えます。
お風呂に入って暖まった状態でリンパマッサージをするのも効果的です。
あごの下から耳の下へ、耳の下から首筋を通って鎖骨へ、最後は鎖骨のくぼみに沿って体の外側へと、手のひらで撫でるようにリンパを流してあげてください。
なかなか湯船に浸かれないという方は蒸しタオルを首の後ろに当ててみてください。
太い血管や筋肉を温めてほぐしてあげるだけでも血行を促進してくれますよ。
肌は眠っている間につくられます。
深夜0時までには就寝し、最低でも6時間の睡眠をとるようにしてください。
しっかりとした睡眠はターンオーバーのリズムを取り戻し、心と体両方のストレスの解消に繋がります。
目元のくすみ対策の中で、これが1番大切と言っても過言ではありません。
市販のパックなどで保湿ケアを行っても、目の周りの細かい部分は上手く行えていないことがほとんどです。
顔全体のケアが終わった後は、コットンを使って目元の集中パックを行ってあげてください。
方法はとても簡単です。
化粧水と美容液を手のひらで混ぜてコットンに含ませ、まぶたや目の周りをしっかりと覆うだけ。
5分ほど置いたら、最後にクリームをプレスするように着けて終了です。
家で簡単にできる対策ばかりなので、ぜひ今日からでも実行してみてください。
肌の薄い目元は、とても繊細な部分です。
また、顔の印象に大きく関わる大事なパーツでもあります。
日々のケアを徹底し、くすみのない明るい目元で春らしいアイメイクを存分に楽しみましょう。
(肌悩み相談室編集部)