みなさんは、自分がスマホを使っているときの顔を見たことがありますか?
スマホに集中しているときの顔を見る機会はなかなかありませんよね。
一度、普段通りにスマホを使いながらカメラ機能で自分の顔を映してみてください。
いかがでしたか? 小さな画面をよく見ようと眼を細め、口をへの字に結んで、あごを突き出したうつむき顔……。
スマホを長時間使っていると、頬がたるんだり口元にほうれい線ができたりして、老けた顔になってしまうのです。
今回は、現代の女性が気を付けたい「スマホ顔」について肌悩み相談室編集部よりお話します。
いったいなぜ、スマホを使うだけで頬のたるみやほうれい線などの口元のシワができてしまうのでしょうか?
一見顔の筋肉は関係ないように見えますが、私たちはスマホを見るときに目の機能だけを使っているわけではありません。
スマホが老け顔を作る一番の原因は、スマホを見るときの姿勢です。
スマホの画面は雑誌などよりも小さく見えにくいため、背中を丸めてスマホを上から覗き込むような姿勢をとってしまいがちです。
背中が丸まることで身体全身のリンパや血液の流れが滞り、むくみやすくなってしまいます。むくんだ頬の下に皮下脂肪がたまることで、たるみを引き起こしてしまうのです。
またスマホを見る際は、画面に集中するあまり口を引き結んでしまう傾向も。
強く口を引き結ぶことで顔周辺の血液やリンパの流れが悪化して、皮膚に深いシワが刻まれてしまうことも。
さらに、ダラダラとスマホを見続けることで顔の筋肉が衰え、二重あごを引き起こしたり、表情のない能面顔になってしまったりする可能性も。
たかがスマホと油断しがちですが、女性の美に与える悪影響は計り知れません。
総務省が平成26年に行った調査によるとスマホ利用者は年々拡大しており、今や30~40代の利用率は全体の7割を超えています。
利用時間も増加を続けており、1日の利用時間の平均は1~2時間、中には1日に15時間もスマホを使っているという方も。
このペースでスマホを使っていれば、見た目年齢はあっという間に上がってしまいます。
恐ろしいスマホ顔を防ぐために、スマホを使うときには次の6つのポイントを意識しましょう。
今やスマホは私たちの生活に欠かせないアイテムです。
ついつい長い時間いじってしまいがちですが、見た目の老けを防ぐためにも、使用中の姿勢や表情、利用時間を意識してみてくださいね。
(肌悩み相談室編集部)